No.38, No.29, No.21, No.18, No.15, No.13, No.117件]

・小鳥って、とにかく羽繕いをしまくる。

・数年前までは文鳥を飼っていた。今は友人の連れてきたウロコインコとの暮らしをお裾分けさせてもらっている。

・文鳥もウロコも、小鳥って起きている時間の7割くらい羽繕いをしている。
人で言う髪を梳いたりストレッチをしたりにあたるんだろう。被捕食者だから、いつでもすぐ羽ばたいて逃げられるように、快適に移動できるように。

・だからそういう彼らを見ていると、私も自分の身体を労らなきゃと思って、慌てて伸びをしたり頭を揉んだりしてしまう。

・ウロコとの暮らしは日が浅いから言及できないけれど、文鳥はとにかく毎日がつつがなく同じように過ごせることを心から愛していたように思う。
朝は替えたばかりの水とシードを食べ、放鳥時には私の手にくるまる。満足したら帰る。午後からはブランコで昼寝して、夜には籠に布をかけてもらって寝る。

・現代の人間社会だと、自他境界がしっかりあることは大事なこととされるけど、小鳥を見ていると彼らの自他境界はかなり曖昧なように感じる。人間も自他境界の問題はよく抱えているし、良いとか悪いとかでなく、群れで暮らす生きものはそうなりやすく作られているのかもしれない。

・文鳥もウロコインコも、人が席を立つと大きな声で呼び鳴きをする。私の隣りから離れないで。群れから離れないで。
つがいの相手とは一日中一緒にいる。秒で喧嘩した後、秒でいちゃついている。
そうやって相手がいることをお互いにずっと確認し続けて、相手がいる同じ毎日を送って、彼らは生き延びてきたんだと思う。

・てことは、先祖である恐竜もそうだったのかな…というのをよく考える。見たい…自他境界がめちゃくちゃの、いちゃいちゃ恐竜を…。でっけーのを。。。

ここ数年、夏は毎年メンタルも体もぐったりして落ち込んでたけど、今年は引っ越しっていう強制イベントもあったからか沈みすぎず過ごせて良かったな。

最近、映画「ひろしま」を観る機会があった。8月6日の原爆投下と、その後を描いた作品。

原爆投下から8年後に製作されていて、登場人物の一部を被爆者の方が演じていたり、実際に被爆した衣類やがれきを持ち寄って撮影されたらしく…
映像に怒りのこもった生々しさがあり、本当に観て良かったし、いろんな方に観て欲しいなと思ったのでリンクを下に載せます。作品のメッセージも、今生きる人にはまわり回ってタイムリーだと思う。

パブリックドメインなので無料で観られます。
映画『ひろしま』無料視聴ページ

・最近、冷蔵庫と洗濯機を大きいものに買い替えた。今までは、私は冷蔵庫・同居友人は洗濯機を、それぞれの一人暮らしの時のものを持ち込んで使っていた。

・持ち込んだ洗濯機も冷蔵庫も、2人暮らしには役不足。洗濯はまだこまめに回せばいいけれど、冷蔵庫は小さい容量で食材テトリスをやらなきゃいけない。2人分食べて1日2日で全消し状態か、2人分買い込んでゲームオーバー近くまでパンパンになるか、極端な状態だった。

・2人になるだけで必要な食材の量が全然違うんだなあ…と思った。頭で分かってはいたけど、想像以上だった。私も友人もだいたい自炊だし、たくさん食べるから、それも多分にある。
お子さんがいたり、3人以上の料理を作って生活している人はすごすぎると思う。

・買い替えて、洗濯は1日1回で充分になったし、スーパーで美味しそうだったり安かったりしたものを気兼ねなく買えるようになった。嬉しい。明日は友人が作り置いてくれたカレーを朝ごはんに食べます。

・コロナ、表に出る症状は大体治った。

・なんだけど、嗅覚障害になった。香水は少しスーッとする水だし、住んでいる集合住宅のゴミ捨て場は無臭。

・鼻経由の匂いが全く分からなくて、口経由は若干香りもわかる気がする。なので、食事は一応楽しめている。出汁の匂いとか、コーヒーの香りはわからない。玉ねぎは匂いしないのに切ると涙が出てウケた。

・嗅覚障害になって思ったのは、匂いによる快/不快や気持ちが切り替わる力って大きいんだなあということ。風呂入らなきゃとか掃除しなきゃに対して習慣以外のきっかけがなくなって、機微が良くも悪くもフラットで、1日がぼんやりと繋がっている感じ。(治りきってなくて単にボーとしてるのもあるかも)

・あと、湿気だと思ってた感覚が、八割がた湿気の多さによるその場所に立ち込める匂いだというのが分かった。押入れとか。

コロナになってしも〜た
人と住んでるから心細さはないけど、友人に生活まわりを負担させてしまうのが申し訳ないなー…

10年ほどの一人暮らしの間じゅう、波はあれど完全にはやめられなかった(やめてても欲求はあった)ドカ食いを、6月末に引っ越して友人とルームシェアを始めて自然とやらなくなった。

もともと大喰らいではあるけれど、だからこそ家に1人でいる暇や孤独を、今までは食べる行為によって埋めていたんだな…。

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